明治・大正・昭和を生きた日本人絵付師の生涯

美術、陶器、戦争、NY渡米、渡欧。明治・大正・昭和を生きた夫の曽祖父の自叙伝。大変興味深い内容でしたのでブログにしました。

自叙伝(遺稿)

ご訪問ありがとうございます。

 

本ブログは、絵師 曽我徳丸(五鼎)の長男であり、絵師 曽我竹山を祖父に持つ曽我年雄が自身の半生を書き溜めた原稿を、年雄の三男・曽我靖が1990年に自叙伝として製本化したものを分割し、記事として上げたものです。

気長にお付き合い頂けましたら幸甚に存じます。

 

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目次

第一章  小梅村腕白時代

第二章  京都伏見時代

第三章  美術工芸学校時代

第四章  京都下宿時代

第五章  兵役時代

第六章  日露戦役(奉天付近の会戦記)

第七章  森村組勤務

第八章  渡米(横浜出発からニューヨーク迄)

第九章  ニューヨーク生活

第十章  ニューヨーク市所見

第十一章 ヨーロッパ行(イギリスからオランダ迄)

第十二章 ドイツ行から帰国迄

第十三章 合資会社広進商会

第十四章 中京玩具商会

第十五章 若竹寮(名古屋陸軍造兵廠専属宿舎)

第十六章 趣味(上)

第十七章 趣味(下)

第十八章 趣味の会

第十九章 賀儀編

第二十章 哀悼編

第二一章 雑記 童話「龍の大王」他

第二二章 付録(一)履歴書

第二三章 付録(二)雑

第二四章 付録(三)曽我徳丸(五鼎)

     付録 曽我家系譜

 

 父のこの自叙伝の原稿を見つけてから十数年を経て漸く今度印刷出来る様になりました。旧い仮名遣いなので努めて原文を代えない様に務め、用語も出来る限り平易なものに代えました。

又祖父(五鼎)の事を記した部分の原稿は戦災で焼失して終いましたが、この自叙伝の原稿の各章の表紙(裏返しに反古として使われていた)として綴じであったのを偶然に見つけた物なので完全な(抜けている所や足りない部分がある)原稿でない事を御了承下さい。

全文ワープロで印字した物なので読み難い所は判読願えれば幸甚です。

 

  一九九〇年十月

             三男 靖  記

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